ポータブル圧入工法
(ケーシング簡易圧入機)

深礎工法を安全に施工。

重機が搬入できない狭隘な場所でも施工可能。

ポータブル圧入機は分割して人力で運搬・組立が可能です。
重機が搬入できない狭隘な場所でも、ポータブル圧入機であれば施工可能です。

人力による掘削・土留め作業を安全な機械施工に改善。

ポータブル圧入工法は作業員が立坑の中に入らないことを基本とします。高圧ポンプと専用の注水ガンで水を噴射して地山をほぐし、強力吸引車で泥土を吸引しながら、ポータブル圧入機によりケーシングを圧入する工法です。

【深礎工法 掘削状況】

【ポータブル圧入工法 掘削状況】

3大特徴

特徴1

安全面

  • ・立杭内で人力による掘削・土留め作業を必要としないため、従来の深礎工法に比べて安全に施工できる。
  • ・掘削と同時にケーシング菅を圧入するため、地山の崩落の恐れがない。
特徴2

施工面

  • ・掘削による土砂搬出及び運搬を強力吸引車で行うため、編成作業員を軽減することが可能。また、ライナープレートの設置作業がなくなり、掘削工程を短縮できる。
  • ・ポータブル圧入機は分割できるため、人力で搬入・組立が可能、ケーシング管の圧入・引抜き操作は、操作盤のレバーの上げ下げのみ。
特徴3

環境面

ケーシング管の圧入、引き抜きを油圧シリンダーで操作するので、無振動・低騒音

ポータブル圧入工法の概要

当社は平成23年より本機械の開発に着手し、数回の試験を経て、平成24年11月に1号機(φ800用)を完成させました。



施工手順

反力用Con基礎打設
(ウエイトで代用可能)

先頭管建てこみ

ベース設置

ベース固定

油圧シリンダー取付

ウエイト取付

シリンダージョイント取付

リング類取付

機械組立完了、施工

※写真の圧入機は鋼製ケーシングφ800専用です。Φ500~1200も製作可能です。